建築三昧第30回「吉田鉄郎は東京中央郵便局の設計者」です。200118
2020年 01月 30日
旧岩崎庭園の隣にある「国立近現代建築資料館」で「吉田鉄郎の近代」モダニズムと伝統の架け橋」展開催中につき見学会を開催した。この資料館は、設計の基本になる設計図の埋没を防ぐ目的に設立されたと聞いているが、広報が不足しているのか、認知されていない。いつも閑散としていて、見学者には有難い。知り人しか知らない役所のスタンスは鉄壁だ。そこで内容だが図面の力に感動する。やはり、命を感じる。設計者の命が、図面に宿るのだ。あんなに色彩豊かな表現が、モノクロの建築になぜなるのか?理不尽な病理の不幸。内田祥哉とオーナー馬場是久のビデオが絶品です。2月11日まで開催中。
by kentiku-zanmai
| 2020-01-30 21:41